瑠璃
雨上がりの深呼吸みたいな青。貫入がきらりと、景色を変える。
液体の魔法 / UWAGUSURI
釉薬(うわぐすり)は、器に色と艶を着せる、液体の魔法。青がにじみ、緑が流れ、飴色が窯の中で深まっていく。焼き上がるまで、完成形は誰にもわからない。その偶然を、あなたの色にする。
02 / MANIFESTO
同じ釉、同じ温度、同じ窯。それでも二つとして同じ色は生まれない。流れた模様も、貫入のヒビも、青のむらも、ぜんぶ個性。均一なプロダクトに飽きたなら、ここには“ひとつだけ”がある。伝統工芸という額縁を外して、今日の気分で選べるカルチャーとして、釉薬をひらく。
瑠璃の青は、雨上がりの深呼吸。織部の緑は、朝の茶畑。飴色は、焦がしたカラメルの甘さ。粉引の白は、湯気の向こうのやわらかさ。四つの基調から、あなたの一色を。器に、暮らしに、気分に。
雨上がりの深呼吸みたいな青。貫入がきらりと、景色を変える。
朝の茶畑を思わせる緑。流れたむらが、そのまま模様になる。
焦がしたカラメルの甘さ。光の角度で、表情がとろける。
湯気の向こうのやわらかな白。指なじみまで、やさしい。
04 / KILN 窯変
素地にかけたときは、どれも同じ灰色。火が入って初めて、鉄は飴色に、銅は緑に、コバルトは瑠璃に変わっていく。窯を開ける朝は、いつだって小さな賭け。思いどおりにいかないから、想像を超える一枚に出会える。
USE / 暮らしのなかへ
釉薬の色と質感は、暮らしのどこにでも溶け込む。使うほどに艶が育ち、あなたと一緒に、ゆっくり年を取る。