釉 YŪ — 釉薬という文化

土と火の、
あいだで。

美濃の窯のすみで、私たちは釉薬と遊んでいる。工芸を守るためじゃなく、もっと自由に、もっと自分らしく色を楽しむために。釉 YŪ は、伝統の技法を今の気分で解きなおす、小さな実験室。

01 — はじまり

2021年、
窯を借りて。


陶芸家の祖母が遺した窯を、孫の私たちが受け継いだのが始まり。最初は失敗ばかりで、割れた器が庭に山になった。でも窯変で偶然生まれた一枚の青が、あまりに美しくて手が止まった。「これは工芸じゃなくて、カルチャーになる」。そう確信して、釉 YŪ は動きだした。

02 — つくりかた

配合、施釉、
そして祈り。

灰、長石、鉄や銅を数グラム単位で調合する。素地にかけ、1230℃で十数時間。窯を開けるまで、色も艶もわからない。データも大事だけれど、最後は火にゆだねる。思いどおりにならないことを、私たちは楽しんでいる。

  1. 工程 01

    調合する

    灰・長石・鉄・銅を、数グラム単位で量る。ここでの一匙が、窯出しの色を決める。

  2. 工程 02

    かける

    素地に釉をまとわせる。厚みも、垂れも、むらも、みんな景色になる。

  3. 工程 03

    火にゆだねる

    1230℃、十数時間。あとは窯を信じて待つ。開ける朝は、いつだって小さな賭け。

03 — つくり手

三人と、
ひとつの窯。

三人の視点が混ざって、釉 YŪ の色になる。数字と、手と、言葉。役割は違っても、見ているのは同じ「まだ見ぬ色」。

  1. 01 すえ 調合担当 数字と偶然のあいだを行き来する。
  2. 02 あかり 施釉と造形 器のかたちに色を宿す。
  3. 03 あおい 写真とディレクション 釉の魅力を today の言葉に翻訳する。

CONTACT — お問い合わせ

あなたの色を、
聞かせて。

オーダー、コラボ、展示のご相談はお気軽に。今日のあなたの気分の色を教えてくれたら、それに合う一枚を一緒に探します。

岐阜県多治見市 / 工房見学は予約制