(01)
STATEMENT
きれいに撮らない。
艶を撮る。
反射、にじみ、揺らぎ。狙って生まれるものではなく、光と時間のあいだで偶然立ちのぼる質感を待ちます。一枚の写真に、焼きあがった器の釉のような奥行きを。整った像より、そこに宿る温度を信じています。
(02) WORKS
作品 — 光の標本
色と光の状態ごとに束ねた作品群。青磁の静けさ、呉須の深み、辰砂のきらめき。それぞれの面にカーソルを重ねると、釉の表面のように光が滑り、色がにじみ立ちます。
(03) TILT THE LIGHT
傾けると、
傾けると、
色が生まれる。
画面に触れ、光をゆっくり傾けてみてください。器を窓辺でまわすように、色が起き上がり、表面がにじみ出します。これは、私が撮影現場で光を探すときの手つきそのものです。
光沢、滲み、揺らぎ、虹彩。ことばもまた、写真の質感の一部です。